総院長
小平典弘

エスト美容クリニックグループ 総院長

現在の仕事についた経緯は?

大学病院に在籍中は、整形外科を専攻していましたが、自分も足の手術を受け、長時間立って仕事をすることが難しくなりました。しかし、医者として手術や治療をして患者様の力になりたいという思いが強く、将来的には座って手術ができる科がないものかと考えた末、美容外科・形成外科を選択しました。

仕事へのこだわり

美容医療は、直接的に人の病を治したり、命を救ったりする医療ではないため、当初は正直やりがいと感じることができず、戸惑った時期もありました。しかし、自分がこの仕事を25年以上続ける原動力になったのは、患者様の喜びです。患者様の笑顔が自分に力を与えてくれます。そのために、まず優先することは『安全な医療』です。生命を脅かすような医療はあってはならず、また後遺症を残すようなこともあってはなりません。麻酔や手技に細心の注意を払うのみならず、厳選した薬品を用い、術後は患者様と連絡を取り合い、こまめに術後の検診を設けるなど、安全性の追求には「やりすぎる」ということはありません。そのうえで、安全性の追求のためには、一人の医師が最初から最後まで責任を持って患者様に向き合うことが基本だと考え、当院では院長がカウンセリングから治療・アフターケアまでを一貫して担当する『院長責任制』の治療体制を実践しています。

そう思えるようになったきっかけ

現在の日本には、美容医療も普及し、多くの美容外科クリニックが存在しています。しかし、それに伴い、治療をする医師も増加傾向にある一方、医療技術には差が広がっていることも事実であり、近年では残念ながら医療事故を耳にすることもあります。美容整形は、医療事故や整形の失敗などが多いと思われがちですが、美容医療のほとんどは命を落とす危険性の高い治療ではありません。では、なぜそのように大きな事故が起きてしまうのか?それは例えば、カウンセリングをする医師と実際に手術を担当する医師が異なるケース、手術後の定期的な検診が満足に行われないケース、など、医師が最後まで患者様に責任を持たない運営方針にあります。私のクリニックが『院長責任制』でカウンセリングから治療・アフターケアまでを一貫する理由は正にそこにあります。当院の4割の患者様は、他院のご治療で満足いかなかった方です。お話しをうかがえば、「どうして患者様に対してそんな不親切・不誠実な対応ができるのだろう?」と思うことも多々あります。人は誰にでも美しくなる“伸びしろ”はあって、コンプレックスが解消された患者様の人生は明るく積極的になれるのです。美容医療はその手助けをする機関であり、ビジネスや利益優先ではなく、一人の医師として美容という分野で患者様と向き合うために、当院では一人の医師が最初から最後まで対応します。

今後の目標

当院の理念は、患者様とクリニックスタッフの“相互の幸せの追求”です。患者様が幸せになっていただくと同時に、私をはじめ、スタッフも同様に患者様の喜びを受けて幸せな人生を歩むことを理念としています。美容医療を通じて、すべての方が自分を好きになり、自信を持って豊かな人生を歩んでいってほしいと思っています。主なる神によって、与えられた命を生きるすべての人は、幸せになる権利を持っていて、この世に意味のない人生はひとりとしてありません。それなのに、自分も含めて、文化や風習など上から抑圧されているような気がしてなりません。日本という国は、豊かで平和な国であるにもかかわらず、固定概念が強く、解放されていないと感じます。男性の自分でさえそう感じるのに、女性の方々はもっと制約が多く、不条理を感じているのではないでしょうか?単に、目を大きくしたり、鼻を高くするということだけでなく、若々しく元気な姿でいたいという女性の正当な欲求が、贅沢とか後ろめたい行為であると否定されてはいないでしょうか?美しさを求めて来院される以外にも、例えばガン治療の患者様などは、健康的で元気な印象を求めて当院を訪ねていらっしゃいます。美容医療の可能性は、美しくなることだけではありません。『ご自身の人生をより豊かにするための治療』という側面を広く理解していただけることを常に目標にしています。