理事長
澤井循暉

神戸神奈川アイクリニック 理事長

現在の仕事についた経緯は?

研究や大学病院での出世コースを諦めて帰国していざ開業医を考えたましたが、思いもよらず自分自身がレーシックを受けました。それもロサンゼルスでこの技術を習得するプログラムに参加しました。時差ぼけのまま研修の1週目にメキシコ人のお爺さんと孫娘と出会いました。来院の目的は誕生日祝いとしてレーシックをプレゼントするというので、えっ?と思いながら問診を続けました。実はお爺さんは40年前に人体実験としてレーシックを受けていたのです。その角膜を細隙灯顕微鏡で見せてもらいびっくりするほど透明で昔の技術でもこんなに手術の痕跡がわずかできれいのかと思いました。その日孫娘の手術が行われ、翌日診察させてもらったら綺麗でみんなで視力回復の喜びを分かち合いました。

であれば自分も手術に適合するかどうか検査を受けたいと師匠に伝え、good candidate(Junkiいけるよ!)ということで研修8日目にして自分のレーシックをしてもらいました。手術のステップもすべて理解していたにもかかわらず、本当に怖かったし目も動かないつもりでいたが何度も師匠に固視を注意されながらも無事終了しました。このとき患者の気持ちをよく理解できました。みんな目を触られることは怖いし、痛い思いは嫌でしょうと。翌日から両眼視力2.0になって気のせいかカリフォルニアの空がひたすら広く感じました。あれから10年以上経過しましたがいまでもこの視力を維持しており、また執刀医として多くの症例を経験してきましたがなにより翌日検診のとき患者様と喜びを分かち合うことが一番の趣味といっても過言ではありません。

仕事へのこだわり

医師を始め、医療人はなにかしら歯の治療でもよいので自分が病気を経験する、される側なってみると患者様の気持ちが理解できます。いくら専門知識をもってしても医療用語をわかりやすい表現に変えて優しく伝えることが大事です。あと患者様の訴えに傾聴し、なにで困っているのか不安に感じているのかを吐き出していただくことが正しい診断と治療の方向性を定めていけます。手術や投薬よりも安心させる話術は医療側がもっとも大事なスキルではないでしょうか。聖書にイエス様が盲人を治して、見えるようになった人が喜び踊り出した節があります。時々そのような錯覚を感じることがあります。

今後の目標

眼科の分野で屈折矯正手術は本当に進歩が早く常に最新のスキルや知識をアップデートさせ、よく見えないことで困っている方または諦めている方、アスリート、消防警察自衛隊をはじめとするファーストレスポンダーに一人でも多くへスーパー視力を提供し助けることが自分の使命として考えております。